昔ながらの食品で糖質制限を実践
実は、日本食の中では古来より糖質制限の面で完全食に近い、
とみなされている食材があります。
それが「おから」です。
もともと、おからは豆腐を作る際の大豆の絞りかすからできているもの。
しかし、栄養素の面、腹持ちの面から言えば、豆腐本体よりもこの
おからのほうが、遥かに良質な食品です。
調理法もさまざまで、シンプルにだし、しょうゆ、にんじんなどと
炊き合わせるものから、おからをじゃがいもの代わりにしたおから
コロッケ、おからを小麦粉の代わりに使用したおからクッキーなど、
食材としての汎用性の高さも、現在では注目されています。
次に昔からの食材で見直されているのが、切干大根や高野豆腐などの
乾燥保存食。
とくに野菜は、そのままいただくよりも一度天日に干すだけで、
アミノ酸が増し栄養素も旨みも増加するとされています。
切干大根とおからは調理的にも相性がよく、出汁、酒、しょうゆなどで
整えられた味の中に、切干大根ならではの旨みがしみ出します。
その旨味の汁をおからが残すところなく吸いとってくれるので、
食事的な満足度も非常に高く仕上がるのです。
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