調味料の摂取
糖質制限食の場合、調味料の選択が重要です。
塩分は食塩に含有されているのは当然ですが、
糖分、油脂分を多く含んだ調味料も存在します。
マヨネーズやケチャップ、ソースがそれです。
特に最近、日本古来のみそ、しょうゆの使用料が
減少しています。これは和食ならではの調味料が
必要とされるメニューよりも、甘味や酸味などの
味のはっきりした調味料が合いやすいメニューが
人気となってきていることの現れと言えます。
具体的には、フライなどの揚げ物、スパゲティ、
サラダなどの人気があります。
ほうれん草にしても、昔ながらのおひたしに薄口しょうゆ
ではなく、生食用のほうれん草にオイル・マヨネーズなど
を合わせたドレッシングを多用する若年層が増えている、
とも言われています。
食材のみならず、調味料レベルで糖質や脂質を摂取することは、
味覚的にも常に甘みやコクを伴った味付けでないと満足できない
身体になってしまう危険があります。
最近注目されているのは「酢」の使い方です。塩の代わりとして
用いることで減塩が可能になり、まろやかな味付けになります。
たとえば、目玉焼きには塩ではなくバルサミコ酢をかけるなどの
工夫で、味覚的にも身体的にも、満足のいくメニュー作りができます。
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