内臓脂肪と皮下脂肪を落とすには
まず、内臓脂肪と皮下脂肪の違いについて説明します。
内臓脂肪と皮下脂肪は、決して不要な脂肪ではなく、
どちらも身体にとって必要な成分です。皮下脂肪は、
皮膚のすぐ下に蓄積される脂肪のこと。一度付いた
皮下脂肪は落ちにくく、「定期預金的な脂肪」と
呼ばれます。
内臓脂肪は肝臓などの内蔵の周囲に付く脂肪のこと。
皮下脂肪と違い、内臓脂肪は燃焼しやすく落ちやすい
性質があります。「普通預金的な脂肪」と呼ばれます。
一般的に、皮下脂肪は女性に、内臓脂肪は男性につきやすいと
言われます。二の腕、足、太ももやお尻などの柔らかい部分が
皮下脂肪の代表的なものです。
内臓脂肪は皮下脂肪とことなり、指でつまむことができません。
「固太り」と言われ、身体はがっしりしているけれど、
腹回りがきつくなってきたという方は内臓脂肪増加が考えられます。
内臓脂肪は、運動不足や食べ過ぎなどの過剰な摂取エネルギーの増加で
簡単に増加します。反面、皮下脂肪は長年の蓄積によるものです。
また、内臓脂肪が増えると、連動して皮下脂肪も増えやすくなると
言われています。
そのため、脂肪を落とす順番としては、適度な運動などを行って
内臓脂肪を落とし、次に皮下脂肪が付いている場所への重点的な
運動が効果的です。
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