糖質のパーセンテージ（BFC）
人間が食事から摂取できる栄養素には、さまざまなものがあります。
ビタミン、ミネラル、カルシウム......。では、その栄養素の中で
もっとも重要と言われている三大栄養素とは、何かわかりますか？
それは「糖質・タンパク質・脂質」の三つです。
この三つがなければ、人間は自分の身体を維持できません。
ここまで読んで、「？」と疑問に思われた人もいるでしょう。
だって、「糖質、脂質」というのは糖尿病や痛風の大敵と言われている要素なんですから。
けれども、糖質がなければ、人間は自分を動かすエネルギーを捻出できません。
極端に言えば、歩くことすらできなくなるのです。
そして脂質がなければ、エネルギーを保存することができません。
極端に言えば、一度歩いてエネルギー切れになり、倒れたその時点で
再度糖質を補充しなければならないのです。
言ってみれば、バッテリー切れと充電を繰り返すバイクになってしまうのです。
そして、この三要素は直接摂取量が身体への影響として出やすい要素です。
だからこそ、必要以上の糖分や脂肪分は、肥満や血液中に溢れてしまう糖分
といった形で身体を阻害し始めるのですね。
では、一回の食事の中で、糖質が占めるべき割合はどれくらいだと思いますか？
......正解は、約50～55%。そうです。人間は、
実に食事の半分を糖質として摂取しなければ
日常生活を送れない生き物なのですね。
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