頭痛がおきたら?身体に聞きながら進める治療
糖質制限は、糖質を抑え、タンパク質を中心にした食事をメインにします。
この場合特徴的なのは、カロリーは気にしなくてもよい、ということ。
注意すべきは、あくまで糖分です。だから、
ステーキやお酒は気にせず食べてもOKです。
ただ注意すべきは、この場合のステーキは霜降りのような
脂分たっぷりのトロのような肉ではなく、歯ごたえのある、
身のしっかりした赤身肉にすること。
お酒もワインや日本酒、ビールのような糖分が多い醸造酒ではなく、
ウイスキーやウォッカ、焼酎などの糖分の少ない蒸留酒にすることです。
だから、サバの開きや鯵の干物、牛のタタキで焼酎を一杯、
なんて居酒屋メニューは、実は糖質制限にはうってつけです。
とはいえ、糖質は人間の食事の約半分を占める大事な要素と説明しました。
急激に糖分の摂取を控えるとどうなるかと言うと、血糖値の低下を招きます。
つまり、身体を動かす燃料がエンプティに近くなっている状態です。
この状態に陥ると、倦怠感や頭痛が発生しやすくなります。
こうした事態に陥らないように、
糖質制限には極端さではなく
無理のない「緩さ」が必要です。
糖質制限はあくまで「制限」。一気にゼロにしようと思うのではなく、
例えば毎日食べているご飯を一口残す、晩酌のシメをやめる、
くらいの気構えで臨みましょう。
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